県が注意呼びかけ 麻疹の発生について

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 沖縄県での麻疹(はしか)の患者増加を受け、三重県医療保健部では、ホームページなどで、注意を呼び掛けている。沖縄以外でも、愛知県では4月26日時点で10人の患者発生が報告されている。

 麻疹は、感染すると約10日から12日間の潜伏期間後に発症。高熱、せき、鼻水が数日間続き、口の中に約1ミリの白い発疹が出来る。熱は一度下がるが、体中に赤い発疹ができるのが特徴。感染経路は 患者の咳、くしゃみに含まれるウイルスを吸い込んだり、 ウイルスが付着した手で、口や鼻に触れるなど。

 三重県では①2回のワクチンの予防接種を受けている②麻疹にかかったことが明らかである③既に発症予防に十分な抗体価を保有していることなどを確認事項として掲げ、①から③に当てはまらない場合は、医療機関に相談し、ワクチンの接種を検討するよう呼び掛けている。また、ワクチン接種については、記憶ではなく、母子手帳などの記録で確認することも注意事項に挙げられている。

 詳しい注意事項などは県ホームページ(http://www.pref.mie.lg.jp/TOPICS/m0014900229.htm)で見ることが出来る。