庭づくりに熱心な人たちが集まる、四日市市県地区のグループ「あがたグリーンガーデンの会」は、庭を花と緑でいっぱいにする活動を通して交流の輪を広げている。【見事な“富士山”を見学する同会のメンバー】

 3年前、個人の庭を一般公開する「オープンガーデン」についての同地区市民センター主催の講演会があり、参加者のうち10人ほどが興味を持った。翌年、実際にオープンガーデンに取り組んでいる熊野市へ見学にいったところ、「負けずに庭を手入れしたい」と刺激を受けたそうだ。

 昨年発足した同会には現在15人が所属。いきなり一般公開するには抵抗があったため、まずは1年かけて会員の庭を見て回った。情報交換の場となり「地域の気候に合った育て方を教えてもらえる」「新しい品種にも挑戦できる」と好評だ。

 また、活動の様子を知ってもらおうと、今年3月には、自慢の庭の写真を掲載した冊子を発行し、地区内に回覧した。

「人の輪が広がれば」

 5月の活動日には、築山に植えられたサツキとツツジを富士山のような形状に刈り込んでいる庭を見学。サイズは縦7メートル、横5メートル、高さ2・5メートルで、どの角度からでも裾野が広がって見えるよう手入れされていた。見学者は庭の隅々を回り、質問するなどしていた。
 同会代表を務める同市平尾町の小林敏男さん(79)は「自分の庭を見てもらうことで人の輪ができたらうれしい。会員をもっと増やしたい」と話した。今後は地区内から少しずつ公開していく予定。
 問い合わせは同地区市民センター 電話059・326・0001へ。