三重県を中心に東海各県などで7月26日(木)から始まる「全国高校総合体育大会(高校総体)」。開催準備などで運営を支える「高校生活動」の北地区推進委員会の委員長を務める四日市工業高校(四日市市日永東)3年の曽根誠太朗君に、活動内容や大会への思いを聞いた。

 曽根君は1年生の時に委員長に就任。高校総体が地元で開かれることを知ってもらうため、街頭でちらしを配るなどPR活動を展開してきたが、当初はあまり知られていなかったという。

 昨年10月に東員町の商業施設で開いた開催300日前イベントなどを通じ、少しずつ知られてきた手応えもある。イベントでは、カウントダウンボードの除幕や競技の実演の他、北勢地区の高校生が合唱などを披露。曽根君は責任者として、あいさつやイベント進行の統括などに奔走した。

 近鉄四日市駅に設置されているカウントダウンボードは、同高建築科のものづくり研究会が制作し、曽根君もその一員として汗を流した。運搬可能な重量でなければいけないボードには丈夫さも求められ、木製の本体が湿気を含むと膨張するため、電光表示板をはめ込む作業には苦戦したそうだ。 

 また、出場選手や監督への贈り物として、県内68校の高校生が手作りした「伊賀くみひも」のミサンガ作りにも、他の推進委員と協力して取り組んだ。学校で作りきれない分は材料を自宅に持ち帰って仕上げ、袋詰め作業などはクラスメートにも手伝ってもらうなどして同高分390本を完成させた。

 現在は8月1日(水)の総合開会式に向けた準備に励む日々。活動を知った人たちから「頑張って」と声を掛けられることもPR活動の成果だ。「選手だけでなく、大会を支えるために頑張っている高校生がいることを知ってもらい、大会を盛り上げたい」と熱く語った。