ナローゲージ(特殊狭軌)と呼ばれる線路幅762ミリの「四日市あすなろう鉄道」に、車両の床の一部をガラス張りにした「シースルー列車」が登場した。枕木や、車輪が動く様子を間近に見ることができ、狭い線路幅を体感できると、家族連れや愛好家らに好評だ。【床窓から写真を撮る乗客=四日市市小古曽の内部駅で】

 近鉄内部・八王子線が廃線の危機を乗り越えて再出発した同鉄道の利用促進のための試みの一つ。2015 年度から全14 両の車両を更新し、エアコンを搭載する他、内外装を一新した。最後の更新となった3 両編成のうち1 両の床面に、縦約16 センチ、横約67 センチの強化ガラス窓3 枚を設置した。

 運行が始まった1 月28 日に乗った女子高校生は、床窓から線路を見て「思った以上に線路が狭い。車輪も小さい気がする」と話し、スマートフォンで撮影していた。

 「1day フリーきっぷ」で同列車を利用し、あすなろう四日市駅か内部駅の窓口できっぷを提示すると、シースルー列車乗車証明証が発行される(両駅先着計100 枚)。無くなり次第終了。シースルー列車は毎日運行しているが、事前のダイヤ告知は行わない。市公共交通推進室では「ぜひ探して乗ってみて」と話している。

 問い合わせは同室TEL059・354・8095 まで。