富士登山駅伝で10位以内を目指す 四日市拠点に練習する「鹿族」

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  四日市を拠点に練習をする市民ランナーチーム「鹿族(かぞく)」は8月4日に行われる「秩父宮記念 第44回富士登山駅伝競走大会」へ出場する。【大会へ向け、意気込む仲野さん、河村さん、東本さん、石坂さん、辻さん、東さん(左から)】

 同チームは、チームの仲間を「大切な家族」、「鹿のように山中を駆け抜けたい」という意味を込め2013年2月に設立。約30人が活動していて、四日市市日永東の中央緑地公園の陸上競技場が主な練習拠点だ。

 富士登山駅伝には、今回で4回目の挑戦。同大会は、静岡県の御殿場駅前から富士山山頂、御殿場市陸上競技場という全長47.93キロを6人、11区間で往復する。標高差は3258メートルで、「世界一過酷な駅伝」ともいわれているという。

  今年の大会に出場するのは、6月にチーム内で選考会を実施し選ばれた6人だ。選考会には11人が参加し、湯の山スカイラインでタイムトライアルをした。

 出場メンバーは、1区と11区を走るのは、ランニング大会で入賞をかさねる仲野新一朗さん(43)、2・10区を走るのはトレイルラン大会で入賞歴のある河村侑さん(37)。3・9区は飛騨高山ウルトラマラソン100キロで準優勝、びわ湖毎日マラソンにも出場経験のある東本裕斗さん(31)、4・8区はトレイルランの大会で入賞経験があり、昨年も出場した石坂健太さん(27)。5・7区はトレイルランの大会で優勝経験があり、昨年は5区で4位だった辻友寛さん(31)が累計1000メートルの急な勾配を上がる。山頂付近の厳しい条件の6区は、昨年はサポート役だったという東翔太さん(28)が挑む。

 なかなか全員がそろう機会はないが、それぞれが練習や大会へ出場することで「自分の限界との戦い」に挑んでいる。監督を務める福地健吾さんは昨年は選手として出場したが、思うように走れず、ブレーキとなってしまった。今年は、6区を東さんに託す。福地さんは「6区が目標10位以内のカギを握る。昨年、自分が走ったときより、10分ほどタイムを縮めることも予想できます」と期待を込める。

 大会には、一般の部と自衛隊の部があり、同チームがエントリーする一般の部は101チームが出場予定だ。「次の走者に1秒でも貯金を作って、たすきを渡せるように1秒1秒にこだわった走りをする」という選手らは「今回で4回目の挑戦となる富士登山駅伝。チームでベストを尽くし、監督を胴上げできるような成績を収められるよう頑張ります」などと意気込んでいる。