古代の人たちが身に着けていた、身分によって色分けされた古代衣装をパネルで紹介する企画展「古代衣装の彩り 色のレシピと藍染」が、四日市市大矢知町の「くるべ古代歴史館」で9月16日(日)まで開かれている。入場無料。【古代衣装を着て来場を呼び掛ける学芸員=四日市市大矢知町で】

 飛鳥時代から平安時代の朝明郡の役所跡と考えられている「久留倍官衙遺跡」(くるべかんがいせき)を紹介する同歴史館では、勾玉(まがたま)作りや古代風衣装を着る体験などができる。地元の人たちが専門家の指導を受け、着物や帯などを使って手作りした衣装が喜ばれていることから、今回の企画が実現した。

 会場では、天皇にだけ着用が許された黄褐色の「黄櫨」(こうろ)、位が無い役人が着る「黄」、朝明郡役所の役人が着用していたという青色の「深縹」(ふかはなだ)など、38色が一目で分かるようになっている。

 開館時間は午前9時から午後5時まで。月、火曜休館。8月12、9月16日は開館。古代衣装体験は午前10時から正午と、午後1時から4時。予約不要、参加無料。体験の日程は同遺跡公園のホームページ(https://www.city.yokkaichi.mie.jp/kyouiku/kurube/index.html)に掲載している。8月18日(日)、31日(土)は午前10時からは、学芸員による展示解説会がある。

 問い合わせは同歴史館TEL059・365・2277へ。