関係機関が連携 四日市港テロ対策合同訓練

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 四日市港保安委員会は10月16日、四日市市千歳町の四日市港第3埠頭14号岸壁や周辺海域で、第17回四日市港テロ対策合同訓練を行った。【不審な小型船を連携して追跡し乗組員の身柄を確保した訓練=四日市市千歳町で】

 さる10月11日にはファクスによる情報伝達訓練を行った同委員会。実動訓練には四日市港管理組合や四日市海上保安部、四日市南警察署、四日市北警察署など9機関が参加した。

 訓練では、警備員を脅して制限された区画に侵入してきた男を警察が確保する不審者捕捉訓練や、海上で不審な小型船が出現し逃走、海上保安部や警察、税関が連携して追跡し、征圧する訓練などが行われた。

 終了後には、田脇徹四日市港港湾危機管理担当官が「いずれの訓練も各機関が持てる力を発揮し連携がとれていた」などと講評をした。

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