なじみ深い吉田神社主題 「おかもとこうきち」さん来月写真展

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 母方の祖父の名をもらった「おかもとこうきち」として活動する四日市市在住の写真家、山下智也さん(47)が、幼少時からなじみの深い吉田神社(同市八王子町)を主題にした写真展「まいおりる 吉田神社と出雲の森」を、12月7日(土)から15日(日)まで小山田美術館(同山田町)で開く。入場無料。【境内で中島宮司(左)と話す山下さん=四日市市八王子町で】

 最初は妻の写真を撮るためにカメラを購入したそうで、撮影しブログに掲載していた。ある時、その写真が知人のカメラマンの目に留まり、「仕事を手伝ってくれないか」と声を掛けられ、本格的に撮影に取り組むようになった。

 会社勤めの傍ら、時間を見つけては商品やイベントなどの撮影を続け、依頼される仕事も増加。意欲的に創作活動も並行し、一昨年と今年は名古屋で個展も開いた。昨年の「虫送り祭り」で「祭りの列にまじったり、自分の気持ちのまま撮った」というポートフォリオを奉納し、好評を得たことから、同神社に焦点を当てた作品展を企画した。

 同神社との関わりは代々あり、父方の祖父は世話役をしていた他、3人の子どもたちは、境内で開かれている書道教室に通い、自身も幼い頃に通っていたという。今回は、2014年から撮りためていた、同神社の様子や、かつて神社があった「出雲の森」、虫送りの写真などを再編集。吉田神社ゆかりの104点を中心に、今年春開いた個展での展示作や、幅107㌢の大型作品も3点展示予定という。

 ふらっと気が向いた時に撮り続け、展示会名に「まいおりる」と付けた山下さんは、中島清光宮司(78)と談笑ながら「自分の気持ちで撮った、率直な吉田神社の光景をご覧頂ければ」とカメラを手に語った。

 会場は同美術館第2ギャラリー。時間は初日が正午から、最終日は午後3時まで。問い合わせは同美術館TEL059-328-2543へ。

(2019年11月23日付発行 YOUよっかいち第174号掲載)