あるものを大切にして 四日市キリスト教会「着物会」

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 親や家族などが着なくなった着物を譲り受け、自分流の着こなしを楽しもうと、四日市キリスト教会(四日市市室山町)に集まる人たちが作ったグループ「着物会」では、着付けと茶道の練習会、季節ごとのイベントを開いている。【クリスマスパーティーの様子=四日市市室山町で】

 教会員の吉川真理子さん(同市波木町)は6年前、友人が義母の和服を着ているのを見掛け、「自分も着てみたい」と、リサイクルショップで古着を購入。帰省した際に母のお下がりを譲り受け、日常的に着るようになっただけでなく、「着物を通して人の輪を作りたい」と、有志を集めて会を立ち上げた。

 現在は20代から50代の女性6人がスタッフとして参加し、眠らせていた着物を時代に合った着こなしで楽しむようになり、手ぬぐいを半えり代わりにするなど、自由な発想で楽しむ人も。着付けの資格を持つメンバーが着崩れを直したり、帯結びも教えたりしているそうだ。

 12月上旬のクリスマスパーティーの席では、雪だるま柄のテーブルランナーを3本使って半幅帯に仕立てた人もいた。実家から送ってもらった着物のうち、息子が選んだものを持参し初参加した人は「着てみた写真を母に送ったら、喜んでくれた」と笑顔に。吉川さんは「初心者から自分で着られる人まで、あるものを大切にして和装を楽しむ会にしていきたい」と話した。

 着付けと茶道練習会は毎月第3日曜午後1時から同教会で。次回は2019年1月19日(日)。事前予約が必要で、参加無料だが、茶菓子代などの実費は必要。

 申し込み、問い合わせは同教会TEL059・322・2795まで。

(2019年12月21日発行 YOUよっかいち第176号)