今年の干支チュウ目してネ モルモットとの触れ合い人気

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  今年の干支は「子(ね)」――。四日市市波木町の南部丘陵公園南ゾーンにある小動物園では、ネズミの仲間・モルモットに触れ合えるコーナーが人気だ。イベント開催日には多くの人でにぎわい、「ほら触ってみて」「可愛いね」と、牧草を恐る恐る食べさせ、笑顔になる親子連れの姿も見られる。【モルモットとの触れ合いの様子=南部丘陵公園で】

 同公園で動物を飼育する移動動物園「プチZOO(ズー)」(岐阜県可児市)の飼育員、黒市愛美さんによると、現在飼育しているモルモットは生後2か月から4才までの雌17匹。全て同公園で生まれ、名前は付いていないが、飼育員の間では、毛質が硬いものは「たわし」、つむじが多いのは「もじゃ」と呼んでいるそうだ。

 普段は静かにしていることが多いが、餌が欲しいと「キュウ、キュウ」と鳴くそうで、運が良ければ午前9時半と午後3時半の餌の時間に聞けるという。イベント前日にはシャンプーをしてもらい、身なりを整えて待っている。

 インターネットで見つけて訪れたという鈴鹿市の親子は「癒やされた。また来たい」と話していた。黒市さんは「今年の干支にちなんで、会いに来てもらえたら。頭からお尻に向かって優しくなでてあげて」と話していた。

 「モルモットとウサギのふれあい」は、毎週日曜午後1時半から同2時半まで。定員は小学生以下15人で、付き添いの親も一緒に入ることができ、10分ごとに入れ替わる。参加無料。整理券は同1時20分から配布する。

 問い合わせは市市街地整備・公園課TEL059-354-8197へ。

(2020年1月11日発行 YOUよっかいち第177号掲載)