三重県へ出張の男性2人が陽性反応 新型コロナウイルス感染症

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 三重県は3月30日、新型コロナウイルス感染症が疑われた男性2人にPCR検査をし、陽性反応が確認されたと発表した。2人とも30代で、埼玉県と東京都から仕事のために来ていた。県内では10、11例目となる。

 発表によると、埼玉県から来ていた男性は3月27日に自家用車で来県し、鈴鹿市内の宿泊施設に宿泊。同28日午後6時ころから38.9度の発熱があり、医療機関を受診、インフルエンザは陰性反応。翌29日には38.4度の発熱、呼吸器症状、味覚障害があり、医療機関を再受診した。医療機関から新型コロナ感染の疑いがあると、鈴鹿保健所に連絡があり、PCR検査を実施。30日午後4時半ころ、陽性と確認された。現在は県内の指定機関に入院し、同日午後2時時点で、37度の熱で鼻づまりがあるがせきはしていないという。

 東京都から来県した男性は、3月24日に仕事のため、自家用車で来県。津市内の宿泊施設に宿泊した。同25、26日に微熱と悪寒、27、28日には市販薬で解熱したものの、29日に38度台の発熱と後頭部痛がした。30日に医療機関を受診し、症状の聞き取りにより、津保健所に連絡があり、PCR検査を実施。30日の午後7時半ころ、陽性が確認された。入院に向け調整し、30日時点で市販薬を内服し37度台の熱と後頭部痛が継続していると。

 濃厚接触者については保健所が調査し、PCR検査を実施し、健康観察をするという。また、滞在先の宿泊施設も調査し、必要な対応を講じていくそうだ。

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