東員町在住の歯科医師に陽性反応 新型コロナウイルス感染県内20例目

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 三重県は4月15日、東員町在住で桑名市の「ハート歯科」に勤務する50代の女性歯科医師が新型コロナウイルスに感染していることが判明したと発表した。名古屋市で4月14日に感染が確認された患者と接触していたと同市から情報提供があり、PCR検査の結果、陽性と確認された。県内では20例目となる。

 発表によると、女性は4月4日にのどの痛みがあり、翌5日には39度の発熱、せき、全身の倦怠感、関節・筋肉痛があり医療機関を受診。4月14日に38度の発熱症状が再出現し、せきや呼吸困難があり、医療機関を再診し、帰国者・接触者外来のある別の医療機関へ転院。検体を採取してPCR検査を実施し、同15日に陽性が判明した。現在は軽症から中等症で肺炎とせきの症状がある状態で、県内の感染症指定医療機関へ入院している。

 女性は通勤には自家用車を使用。4月4、6から8日、4月13、14日と診察をし、マスクを着用し、診察ごとにグローブは替えていたという。

 県では、濃厚接触者について調査をし、PCR検査を実施すると同時に、健康観察を行うとしている。