eスポーツ大会の寄付金 新型コロナワクチン開発プロジェクトへ贈呈 

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 四日市青年会議所(大谷健輔理事長)は10月31日に、オンラインで、シー・ティー・ワイ(本社四日市 渡部一貴社長)の協力のもと、eスポーツ大会「CTY×JCこにゅうどうくんカップ ストリートファイターVチャンピオンエディション」を開催した。新型コロナ感染拡大の影響で、さまざまな事業や活動が延期や中止となるなか、「少しでも多くの人に楽しんでもらえる場の提供をしたい」とチャリティ大会として企画された。チャリティの目的は三重大学とバイオコモ株式会社(本社菰野町 福村正之社長)が取り組む新型コロナワクチン開発の共同プロジェクトへの寄付で、寄付金の贈呈式が11月13日、シー・ティー・ワイの役員会議室で行われた。【寄付金を野阪教授に手渡す大谷理事長(右)=四日市市本町のシー・ティー・ワイで】

 この日は、三重大学の野阪哲哉教授と福村社長が出席、11月13日時点で集まった105万5754円の目録を大谷理事長が野阪教授へ手渡した。

 野阪教授は「素晴らしい大会を開催された。私たち研究者にはとても励みになります。世界にワクチンをお届けできれば」などと話した。大谷理事長は「新型コロナの影響で開催が危ぶまれる中で、開催することができました。ぜひ、世界のために役立ててほしい」と熱く語っていた。

 大会には227人と四日市のマスコットキャラクターこにゅうどうくんら3体のキャラクターが参加。生配信では約1500人が視聴していたという。シー・ティー・ワイの社屋にあるカスタマーセンターに特設会場を設置、こにゅうどうくんは同会場より大会に参加した。