4人陽性 帰省や親族間の飲食などで拡大か 四日市市

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 四日市市は1月9日、20代から80代の男女4人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。このうち3人は年末から年始にかけて親族らと飲食などをともにし、残る1人は都内への訪問歴があった。市内の感染者数は延べ240人、県内では同1475人となった。

 発表によると、20代の男性会社員は6日夜に37度台の発熱があり、8日に陽性が判明。12月30日から1月3日まで都内を訪問し、5日に出勤、6日に友人と市内の飲食店を利用した後に症状が現れたという。濃厚接触者は友人1人、接触者は職場関係者2人。

 80代の無職男性は、7日に感染が確認された市内の50代会社員男性の別居親族で、2日に自宅で食事をともにしていたため濃厚接触者として検査を受けたが無症状。6、7日に別々の通所介護サービスを利用しており、両施設の職員と利用者計27人が接触者として検査を受けている。

 70代の無職女性は、7日に陽性が判明した市内の10代男子大学生の祖母で、12月30日から1月3日まで女性宅に宿泊していたため、濃厚接触者として検査を受けていた。現在は無症状で、新たな濃厚接触者はいない。

 80代の男性会社員は、7日に陽性が判明した70代女性の夫。12月31日から1月2日まで埼玉県から帰省し自宅に宿泊していた親族も陽性が確認され、濃厚接触者として検査を受けていた。現在は38度台の発熱や腹痛があるという。