「ご守印(酒飲)マスク」でサービス提供 四日市二番街発展会が思い込めプロジェクト始動

1072

   新型コロナの影響で客足が遠のくなどの影響を受ける繁華街で、ご当地マスクを着け、飲食を楽しんでもらおうと、四日市二番街発展会(川村公博会長)はこのほど、オリジナルのマスクを購入し着用して、店を利用すると独自のサービスを受けることができる「ご守印(酒飲)マスク」の企画を始めた。【ご守印(酒印)マスクとポスターで企画をPRする店主ら(提供写真)】

 同会では、「コロナ禍スタイルによる街がにぎわうイベント」について検討し、特にスナック、クラブ、ラウンジなどの飲食店がにぎわうイベントについて考えを出し合っていた。オリジナルのマスクを販売し、購入してもらい、着用して来店すれば特典を受けることのできるチケットのようになる。感染対策を守り、酒を飲みに店に来てもらおうと「ごしゅいん」の読み方で、「ご守印」と「ご酒飲」を合わせ「ご守印(酒飲)マスク」と名付けられた。

 マスク常備装着を習慣づけ、多くの人に来店してもらうことで、店の存続と繁華街の存続を目的にしたプロジェクト。オリジナルのマスクをすることで、「あのお店で買いました」などと会話につながることも想定され、人と人とのつながりで一体感を感じることも期待されている。

 また、マスクには「地域」「マナー」「お客様」「スタッフ」「雇用」「お店」「ルール」「二番街」の「八つ」を守るという思いも込められ、「八」にちなみ、プロジェクトが末広がりになることも期待されているという。マスクには「星空が見える 四日市二番街」のメッセージ、「守」の文字をあしらった模様がデザインされている。

 サービス期間は半年ほどを予定。マスクは参加店などで1枚1000円で販売。1200枚ほどが製造され、企画には現在は22店舗が参加しているが、今後は二番街以外の店にも、協力を呼び掛けていくという。川村会長は「参加店の増強にも力を入れていき、このマスク着用者が見受けられ、にぎわいを肌で、目で感じることができれば」などと熱く語っていた。

【販売中のマスク】

 サービス提供は3月19日から開始。参加店には、店入り口付近などに目印のステッカーが貼り付けられている。問い合わせは同会TEL059-353-6111へ。

表示できる投稿はありません