がん検診受診券を誤って発行 対象者は3231人 四日市市

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   四日市市は5月14日、今年度のがん検診受診券について、自己負担金額の表示に記載の誤りがあることが判明したと発表した。対象者は受診券発送者のうち3231人で、市では受診開始日の5月20日までに、正しい受診券とお詫びの文書を送付するという。

 発表によると、5月12日に発送した今年度の市のがん検診で、個別検診の受診券に記載された「自己負担金額」に誤りがあったそうで、市民税非課税世帯の自己負担額が「無料」である部分を、一部の対象者を「有料」(100円~4400円)と記載されていたという。

 市によると、健康管理システムの更新に伴って、新たに受診券発券システムを構築。委託業者の作業で、税情報の連携を直近1年分のみ抽出し使用すべきところ、誤って過去5年分を使用したという。この間に、一度でも市民税課税世帯になっている場合に「有料」と誤って表示した。

 再発防止策として市では「今回の誤りを厳粛に受け止め、今後、このような誤りが起きないよう委託事業者との十分な打ち合わせを行うとともに、今後は、個人情報を扱うにあたり、データ管理の流れを明確化し、情報のやり取りについてチェック体制を一層強化してまいります」としている。

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