四日市から東京五輪へ 出場選手を紹介

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金子広美選手(40) 自転車女子ロード イナーメ信濃山形所属                                 7月25日(日)午後1時から

 2004年に結婚した夫の哲志さんの影響でマウンテンバイクを始め、08年にロードに転向。11年に哲志さんの転勤で四日市に転居し、日本自転車連盟の強化指定選手に選ばれた。19年夏の全日本選手権で準優勝し東京五輪出場の条件が整った。それを受け高地トレーニングをするため、長野県に拠点を移し、四日市戻るのは数か月おきになったが、哲志さんが週末に長野に通い支えてきた。哲志さんは「開催が見通せない中、挫けずに頑張ってきた。最後まで集中して当日を迎え、これまでの練習の成果を発揮し、誰よりも楽しんで走ってくれたら」とエールを送った。

難波暉選手(25) 競泳男子400メートルリレー 新東工業所属 

                                予選7月25日(日)午後7時から   

 幼稚園の年中時に四日市スイミングクラブで水泳を始め、四郷小学校の6年生の時自由形で三冠を達成。常磐中学の3年生で、全国大会の自由形100メートルで優勝。豊川高校(愛知)でも全国優勝を経験。中京大学(愛知)時代リオ五輪の選考会で、僅差で出場を逃した。新東工業に入社し、今年4月の日本選手権の100メートル自由形で4位入賞し、出場権を獲得。同クラブの北野琢也さんは「目標にしてきた五輪。自身の力をしっかりとだしメダルを獲得してほしい」と期待している。

向田真優選手(24) レスリング女子53キロ級 ジェイテクト所属                                8月5日(木)午前11時から

  四日市ジュニアレスリングクラブで5歳からレスリングを始めた。母の啓子さん(50)によると、最初は仲の良い友達と一緒じゃないと道場に入っていけなかったが、慣れると年下の子に声をかけるなど面倒見の良さを発揮。四日市市立泊山小学校卒業後、JOCエリートアカデミー入校のため、親元を離れ上京。高校時代に世界大会で優勝、至学館大学(愛知)在学中に世界で2度頂点に立つ。2019年の世界選手権で準優勝し五輪出場を決めた。同クラブで指導した宇野勝彦さん(68)は「延期で待ちに待った五輪。金メダルを獲ってほしい」と話した。

川端魁人選手(22) 陸上4×400メートルリレー 三重教員AC所属 

                              予選8月6日(金)午後7時50分から

 嬉野中学校で陸上競技を始め、宇治山田商業高校で400メートル走を中心にリレーなどで活躍し全国高校総体に出場。中京大学(愛知県)に進学し教員採用試験受験後の昨年10月、木南道孝記念競技会男子400メートルで優勝し五輪が視野に。今年4月に四日市市に転居し、鈴鹿市立創徳中学校の教諭になった。体育の授業や陸上部の顧問として生徒たちと接しながら、四日市市の中央緑地競技場などで練習をしている。6月の日本選手権400㍍走で自己ベストの45秒75で優勝し出場が決まった。五輪では自身は44秒代、チームでは決勝進出を目指す。創徳中学校の山田純生校長は「仕事との両立で厳しい練習条件の中、五輪出場が決まり、子どもたちに夢と希望を与えてくれた。苦しいときやプレッシャーを感じる時は、生徒たちの顔を思い浮かべ頑張ってほしい」と語った。

中村匠吾選手(28) マラソン男子 富士通所属  

                                8月8日(日)午前7時から

 内部小学校5年生の時、内部陸上少年団に入団。内部中学を経て、県立上野工業高校(現伊賀白鳳高)に進学し全国高校駅伝などで活躍。駒澤大学(東京)では三大大学駅伝全てで区間賞獲得。富士通に入社し、19年に五輪代表選考レースで優勝し、出場が内定。高校時代の1年先輩の 四日市工業高校の後藤剛教諭は「南部丘陵公園で練習する時に、手押しの距離計を持参し正確な距離を測るなどいつも本気だった」と話す。上野工業高で顧問だった松尾政臣教諭(現四工高)は「五輪内定直後に帰省し恩師の町野先生の墓前に報告していた。周りに気を配り、受けた恩を大切にする人。五輪では全力を出し悔いのない走りをしてほしい」とエールを送った。

(2021年7月10日発行 YOUよっかいち第197号掲載)