DIY感覚でキエーロを手作り ネクストステップ研究会がイベント開催

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    電気や特別な促進剤などを使わず土の中で微生物が生ごみを分解する働きを利用した生ごみ処理器「キエーロ」。購入金額の一部を補助する自治体もあり、普及が進んでいる。一般社団法人「ネクストステップ研究会」はDIY感覚でキエーロを手作りするイベントを開き、自宅で簡単に自然に還すことができる新時代の生ごみ処理器の魅力を伝えている。【キエーロを作る参加者=四日市市菅原町で】

 キエーロは脱炭素生活に関心のある人を中心に、「試してみたい」という声が同法人に寄せられている。実際に使っている人は、「可燃物のごみを週に1回出すだけでよくなった」「生ごみの悪臭から解放された」と話しているそうだ。

   キエーロを購入することに抵抗を感じる人も多いことから、四日市市は、市民が循環型の生ごみ処理に安心して切り替えていくためには、どのような政策や市民サポートが必要になるかなど、資源循環推進のための調査・研究事業を実施。市から委託を受けた同法人がモニターに応募した人が楽しみながら「キエーロDIY」に挑戦し、使用した感想などを発信するイベントを企画した。事前に木材をカットし塗装もし、工具も用意。参加者5人それぞれに同法人メンバーがサポート、インパクトドライバーなどの工具を使い2時間ほどでキエーロが完成した。

 作り方を説明したメンバーは「特殊な技術や工具がなくても、ホームセンターで揃えられる材料だけで設計した。初心者でも組み上げられるよう部品や工程も工夫した。」と話した。参加した人は「サポートしてもらい、思ったより簡単にできた。自分で作ったから愛着を感じ、大事に使えそう」と笑顔で話していた。

【完成したキエーロ=四日市市菅原町で】

    同法人ではホームページ(下記QRコードからアクセス)でキエーロに関する情報を発信しておりキエーロを試してみたい人や、実際に使っている人の相談にも乗っている。