音楽を絵で表現 木村哲美さんが20回目の個展

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 四日市市在住の木村哲美さん(73)の「第20回 木村哲美 線・彩画展 JAZZ・JAZZ・JAZZ」が同市栄町の「フランス菓子と小さなギャラリー Claude Luts」で10月14日から始まった。開催は同24日(日)まで。【作品を紹介する木村さん=四日市市栄町で】

 これまでに開催してきた個展ではヨーロッパ旅行で見た光景などを中心に描いてきた。海外に行けなくなる中、作品の制作に励んだが、ジャズを聴きながら、ラインから飛び出して色を付けるなど、楽しんだという。

 四日市市では秋のイベント、催し物が新型コロナの影響で中止になり、10月16、17日に開催が予定されていた「第9回 四日市JAZZ FESTIVAL 2021」も中止となった。自粛や中止が続く中でも「止まることなく進もう」と20回目の個展開催を決めた。

 会場には、はがきサイズからF8号サイズの作品、約110点が展示されている。「音楽を絵にしてみようという大胆な取り組みをしました。絵の中からジャズの音色が聞こえてくれればうれしいです」と木村さんは笑顔で話していた。

 時間は午前10時から午後4時まで。定休日は月・火・水曜日。