ランドセルと文具を児童福祉施設へ タケコシ商事が65回目の寄贈

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    四日市市内の児童福祉施設に入所中の新入学児童にランドセルと文具を寄贈しようと、タケコシ商事(諏訪町)の竹腰葵社長が11月12日、四日市市役所を訪れた。同社では1958年から、生活保護家庭などの新入学児童に、市を通じてランドセルを寄贈していて、今回で65回目となる。【ランドセルを森市長へ手渡す竹腰社長(右)=四日市市役所で】

 店でランドセルを見ていた子どもを母親が引きずるようにして帰っていった様子を見て、故・竹腰良次郎さんが「ランドセルを背負わせて登校させてやりたい」との思いから始まった取り組み。贈ったランドセルの数は今回で2563個となったという。

 寄贈されたのは、ランドセルと持ち物に名前を書くための「おなまえマーカー」、鉛筆削りキャップで、市を通して10人の対象児童に贈られる。また、ランドセルは6年間の修理保証付きで、「きょうだいのように思って、思いっきり使ってほしい」と竹腰社長。市役所では、同市の森智広市長から感謝状が手渡された。森市長は「いつもありがとうございます。大切にお届けさせていただきます」と話していた。

 これまでに「毎年、児童福祉施設に寄贈されていることを聞いて、子どもにランドセルを買うときは、このお店でを買いたいと思っていました」という人もいたそうで「いろんな人の思いがつながっています。店で買ってくださる方がいるからこそ、続けられます」と竹腰社長は笑顔で話していた。