中止の国体で掲出予定 都道府県応援のぼり旗611旗などを展示 

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   新型コロナウイルスの影響で、中止となった三重とこわか国体・三重とこわか大会で、競技会場で掲出される予定だった四日市市内の公立小中学校の児童や生徒が制作した「都道府県応援のぼり旗」などが11月28日(日)まで、四日市市立博物館4階の特別展示室に展示されている。【天井や壁に展示された応援のぼり旗=四日市市立博物館で】

 会場では、市内の公立小中学校が制作した564旗を紹介。旗には、それぞれの地域の方言で「頑張ろう」のメッセージを入れたり、名産品や観光名所の絵が描かれている。また、昨年開催予定で2023年に延期が決まった「燃ゆる感動かごしま国体・かごしま大会」の開催地である鹿児島県鹿児島市から贈られたのぼり旗47旗も展示されている。

 両大会に向けて制作された広報物品や運営従事者が着用予定だった識別ジャンパーなどの品々も展示。新型コロナで開催されなかった大会を振り返る内容となっている。

 入場は無料。開館時間は午前10時から午後4時半まで、入場は午後4時まで。月曜休館。