2回目の自動運転車両の走行実験へ 小型シャトルバスを予定 四日市市

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 三重県四日市市のJR四日市駅(本町)、近鉄四日市駅(安島1)間で、小型シャトルバスによる自動運転車両の走行実験が3月に実施される。2月2日の定例記者会見で同市の森智広市長が発表した。【テスト走行で使用される小型シャトルバスについて説明する森市長=四日市市諏訪町で】

 走行実験は、学識者や交通事業者らでつくる「自動運転導入検討会議」によるもので、経路はJR四日市駅バスロータリーから中央通りを経て、近鉄四日市駅南口送迎スペースまでの往復。昨年2月には、自動運転システムの開発を手掛けるマクニカ(本社・横浜市)が同じエリアで、「レクサスRX450h」をベースとした「Macnicar」を走行させた。

 今回の実験では、仏・ナビヤ社製の10人乗りの小型シャトルバス「アルマ」を使用予定。ハンドルやアクセルペダル、ブレーキペダルがない車両で、高精度3次元地図やGPSを使用して自動運転する。最高速度18キロで走行し、車体に搭載されているセンサーとカメラで周囲の障害物を検知し、安全確認する。手動走行時にはコントローラーで操作するという。

 公道を走る際には、事前に警察官または警察職員の審査を受ける必要があり、2月8日に手動走行、3月15日には自動走行の審査を予定している。

 駅前の再開発、中央通りの整備を進めていく同市。実験は、時速20キロ未満で公道を走ることができる電動車を活用した小さな移動サービス「グリーンスローモビリティ」の実装へ向けた課題を探ることが目的で、森市長は「バス型の車両で市民の方に乗っていただけるようになれば」と街中の回遊性を高める効果を期待していた。