四日市南高校 吹奏楽部 「濃い練習」で県代表狙う

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 2年連続の県代表を目指し、「四南ブラスサウンド」を作り上げている県立四日市南高校(四日市市日永)吹奏楽部、現在は主に、2年生31人、1年生16人が伝統の音色を響かせている。

 吹奏楽部だった中学生が憧れて、同高を目指し受験勉強に励み、入部してくるケースが多い。レベルの高さについていけるか不安になる1年生もいるが、優しく接してくれる先生や先輩に励まされ、自信をつけていく。主な活動はコンクールと定期演奏会で、昨年は県吹奏楽コンクールで金賞を受賞し、9年ぶりに県代表に選ばれた。

 パートに分かれて練習した後、合奏練習をする。パート練習で気づかないことも合奏すると気づくこともあるそうだ。課外や模試などで練習できないことも多くあるが、時間が限られる分集中して「濃い練習」をするよう心掛けているそうだ。

練習に励む部員

 昨年の8月県コンクールの後、東海コンクールに向けて練習をする中で演奏に少し手応えを感じていた。しかし新型コロナウイルスの感染拡大のため演奏審査は中止になり東海コンクールは音源審査に。同高は銅賞になった。部員らは「東海コンクールの会場で演奏していたら結果は違っていたかも」と悔しい思いをしたそうだ。

 部長でサックス担当の尾西彩萌さん(2年)と、ユーフォニアム担当の岡崎那菜さん(2年)は「毎年部員が変わっても、突き抜けるようなサウンドと、透明感のある響きが南高ブラスの持ち味」と声を揃え、今年も県代表を狙い、「四南ブラスサウンド」に磨きをかけている。

 同部の練習風景は6月15日にYouTubeで配信する。

※2022年6月4日(208号)発行 紙面から