四日市なやプラザで「市民協働まつり」 市民グループら交流

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 生活の課題解決や豊かな人生づくりに取り組んでいるグループが交流する「市民協働まつり」が10日、三重県四日市市蔵町の市なやプラザで開かれた。約30のグループが日ごろの活動を紹介したり、物販ブースを設けたりし、ステージでは合唱やダンスなども発表された。【展示ブースがいくつも設けられ、グループがそれぞれの活動を紹介した】

 新型コロナの感染拡大で開催見送りが続き、今年は3年ぶりの開催。活動の発表の場が少なかったためか、今年はステージなどで参加意欲が高かったという。一般社団法人ネクストステップ研究会里山保全チームは、フィンランドの伝統的な装飾品で「光のモビール」ともいわれるヒンメリを日本風にした装飾をつくるコーナーを設けた。本国で使う大麦の茎を国内の細い竹に代えて、工作をしながら自然と調和して生きることに思いをはせてもらった。

 シニアサークル「男の囲炉裏端」の会は、定年後の男性らが家に閉じこもらない豊かな生活を目標に活動を続けている。音楽活動、料理教室や映画上映会の開催など幅広い内容を紹介した。ステージプログラムは琴伝流大正琴みさき会の情感あふれる演奏で幕開けし、さっそく入場者を魅了した。

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