四日市農芸の女子生徒が花文字つくる、南自動車学校で

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 三重県四日市市采女町の南自動車学校で11月30日、県立四日市農芸高校の女子生徒約30人が教習コース南の土手に花文字をつくった。学校で種から育てて用意した苗はパンジー、ビオラ、ハボタンの計約1500個。苗は2カ月もするとしっかり根付き、花もふくらんで見ごろになるという。【パンジーなどの苗を植える四日市農芸高校の生徒たち=四日市市采女町】

 風が冷たく、小雨も降ってくる空模様だったが、生徒たちは冗談を言ったりして笑顔を絶やさず作業した。土手は幅約10メートル、高さ約5メートル。3年生が考えたデザインで、左上にオレンジ色の太陽、中央に「Minami」の文字、その後ろに走る白い車を描いている。下校時間で通りがかった小学生がアルファベットを読むなど、意図がしっかり伝わった様子だ。

 引率した農芸高校の辻泰弘教諭によると、新型コロナの感染拡大の影響で、鈴鹿サーキットで花壇をつくっていた恒例の作業も、F1日本グランプリや鈴鹿8時間耐久ロードレースが中止になり、できなくなっていたという。屋外イベントも減って、生徒たちの実習の機会も減っていたという。

 南自動車学校の水野直樹さんによると、同校の職員は高校の部活を応援する取り組みを4~5年続けており、農芸高校の男子バスケット部、男女ラグビー部、野球部などが試合をするときには応援してきたという。その交流の中で、今回の花文字づくりが実現したという。花を植えるための土づくりは全職員の半分、約15人が米ぬかや肥料を土手の土に混ぜ入れ、準備してきたという。(花文字が完成し、記念写真を撮影する生徒たち)