「ぱしふぃっくびいなす」にメッセージを、四日市への最後の寄港で

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 日本のクルーズ客船「ぱしふぃっくびいなす」が運航を終えることになり、四日市港客船誘致協議会(事務局・四日市商工会議所)が、これまでの寄港に感謝を込めた市民のメッセージを募集している。12月3日の寄港では、港にメッセージの受け付けテントが設けられ、別れを惜しむファンらが船体を写真に収めていた。12月12日が最後の四日市への寄港になる。【「ぱしふぃっくびいなす」が接岸し、カメラを向ける人の姿も=三重県四日市市の四日市港】

 3日は午前10時を回ったころに港内に入り、1回転して後進して接岸。クルーズファンらがその様子を見守り、カメラを向けた。尾鷲からやってきたという男性は、この船でクルーズを楽しんだことも思い出しながら、「残念だなあ。外国の会社に買われるのかな」などと話していた。(船首から港内に入り、1回転して後進で接岸へ)

 接岸した船体には「夢航海 24年間のありがとう」のメッセージが掲げられていた。1998年に就航した日本籍のクルーズ客船。2020年春から新型コロナの感染拡大の影響を受けて運航を休止せざるをえないなど、最近は苦しい事情をかかえた運航も強いられた。

 四日市港客船誘致協議会によると、四日市港への初寄港は2017年11月15日。12月3日のこの日は12回目で、最後の12日で計13回になる。3日、12日ともに午前11時入港、午後11時出港で、乗船客は桑名市の「なばなの里」でイルミネーションを楽しんだりするという。 

 メッセージは12日も午前11時から午後5時まで港で受け付けるほか、WEBでは15日まで投稿でき、インスタグラムでは写真とともにメッセージを送ることができる。詳しい案内は協議会のホームページにあり、寄せられたメッセージも後日、ホームページ上で公開する計画。

 「ぱしふぃっくびいなす」は総トン数約2万6500トン。全長約180メートル。12月27日神戸港発の「びいなすニューイヤークルーズ」が最後の運航になるという。