コンセプトは「未来をつくるホテル」 コンフォートホテル四日市が開業 

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 ホテル事業を全国で展開するグリーンズ(四日市市浜田町、村木雄哉社長)は12月14日、今年10月末に竣工した新社屋「グリーンズ四日市ビル」の6階から13階に「コンフォートホテル四日市」を開業した。新社屋の完成やコンフォートホテルの開業を記念したセレモニーが同日、社屋2階の特設会場で開かれた。【開業を記念したテープカット=四日市市浜田町】

 セレモニーで同社の村木雄哉社長は「このホテルとともにさらなる成長を目指していく。三重県、地域とともに成長していく企業でありたい」などとあいさつ。ビルは四日市市が取り組む近鉄四日市駅周辺の整備事業として再編を進める中央通りに面している。

 来賓として出席した同市の森智広市長は「中央通りが大きく変わっていく中で、多くの方が宿泊し、四日市はいい街だと思っていただけるのでは」と話した。また、四日市商工会議所の小川謙会頭は「新たなにぎわいを創出するホテル。人々の新たな出会いやビジネスが生まれる場となるのでは」と期待を寄せていた。

 コンセプトは「Your Sustainable Journey ―未来をつくるホテル―」で、「お客様の未来」「地域の未来」「地球の未来」「私たちの未来」の4つの思いが込められた。ホテルには、三重県産の間伐材を使った家具や四日市の萬古焼のアートパネルが飾られた最上階の客室や、フロントのあるフロアには三重や四日市、旅にちなんだ本が用意されたカフェスペースがある。また、ビル1階には四日市のグルメバーガー専門店「REDS’BURGER DINER」がオープンした。

 コンフォートホテル四日市は客室数149室で、定員数は198人。宿泊料金などの問い合わせはTEL059・351・3511へ。

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