四日市 水道水不足で断水のおそれも 楠地区には応急給水所設置

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 四日市市上下水道局は1月27日、24から25日かけて市内で降った雪の影響で、給水管などが凍結し破損、漏水や濁水が多数発生する状況が続いているため、市内全域で水道水が不足し、断水となる可能性が高くなっているため、出来る限り使用を控えるよう呼び掛けている。四日市市では、26日朝に統計開始以来、最低気温となる氷点下8.9度を記録した。【出し始めたときに濁った水の出ていた水道水=四日市市新正】 

 27日午前10時時点、楠地区では配水池の水位が下がり、地区内で断水の可能性があるという。市では応急給水所を楠中央緑地、新浜公園、楠地区市民センターの3か所に設置した。

 市内全域では、水道局の職員が巡回し、メーターボックス内の水道メーターの確認などもしている。また、風呂やシャワーの使用を控えることや、食事に準備や片付け、トイレに関してもできるだけ使用を控えたり、少量の水で流すことなどをすすめている。

 市の全安心防災メールやホームページでは、自宅のだけでなく、近所の留守宅や空き家、墓地や神社などで漏水していないか可能な範囲で確認してもらうよう協力を呼び掛けている。漏水などを見つけた場合は上下水道局維持課TEL059-354-8360へ。

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