なお「1日に25mプール20個分」の水が漏水、四日市市上下水道局が市民に情報提供など求める

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 三重県四日市市の上下水道局は2月3日の記者会見で、1月25日から26日にかけての寒波で起きた広範囲での水道管破裂のその後について説明し、「本日現在で、なお、1日に25mプール20個分に相当する6000トンが漏水している」と明らかにした。にごり水は解消しているが、空き家や墓、神社仏閣など市民の自宅以外での漏水が続いている可能性があり、漏水の解消に向け、市民からの情報提供を求めた。【漏水の状況を説明する四日市市上下水道局の幹部=四日市市役所】

 上下水道局の説明によると、1月末段階では、昨年1月の1日あたりの平均配水量11万トンを1万トン上回る12万トンを記録。この1万トンが漏水とみられるという。2月3日午前7時にカウントしたところ、漏水は6000トンにまで下がったとみられるが、それでも毎日、プール20個分の水が無駄に流れている計算になるという。

 このため、ホームページなどで情報提供を求めており、自宅のほか、近所の空き家、墓地、神社などで漏水がないか、いま一度、水道管を点検してほしいという。漏水している場合は、分かればメーターの止水栓を閉めてほしいという。