三重県内最大の賃貸オフィスビル着工へ 三交不動産 近鉄四日市駅前に2025年春開業予定

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 三交不動産株式会社(三重県津市丸之内)は、四日市市浜田町で進めている「三交四日市駅前ビル建設計画」について、新築工事に着手すると発表した。工事の安全とビルの発展などを祈願した起工式が2月7日、建設予定地であり、関係者らが出席した。【国道1号線訪問、建物東側から見た建物のイメージパース(三交不動産提供)】

 

【起工式での地鎮行事の様子】

 同社によると、民間事業者が開発した三重県内の複合用途を除いた賃貸オフィスビルでは、床面積が最大のオフィスビルになるという。1階は商業フロアで、2階から14階はオフィス賃貸フロア。 建物の敷地面積は2195.38平方メートルで、高さ64メートルで鉄骨造りの14階建て。延床面積はオフィス棟が約13,600平方メートル、駐車場棟が約3,400平方メートル。総事業費は約60億円。

 また、環境省等が奨める快適な室内環境を実現しながら、建物で消費するエネルギーをゼロにすることを目指した建物「Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)」、略してZEB(ゼブ)を見据えた先進建築物「ZEB Ready(ゼブレディ)」にも認証された。外皮の高断熱化や高効率な省エネルギー設備で、一次エネルギー消費量50%以上削減に適合しているそうで、三重県内のテナントビルでは、新築時に認証を取得したのは初めてだという。

 建設地は近鉄四日市駅から徒歩3分。中央通りに面し、周辺は国の「バスタプロジェクト」により整備がされ、四日市市の「近鉄四日市駅周辺等整備事業」が進む。計画地に近接して同社が所有する賃貸施設「四日市三交ビル」も、ホテル三交インを軸とした施設への再開発を検討しているという。

 起工式には三交不動産、設計監理の石本建築事務所、施工をする奥村組の関係者らが出席。式を終えた後、三交不動産の中村充孝社長は「駅前の発展に華をそえることが出来れば。環境に優しく、働く人に快適なビル、そして地域の皆様に愛される施設にしたい」などと話していた。

【建設予定地の2023年2月7日の状況】