優れたアイデア10件を表彰、33FGビジネスプランコンテスト2022

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 三十三フィナンシャルグループ(株式会社三十三銀行、株式会社三十三総研)が主催する「33FGビジネスプランコンテスト2022」の表彰式が3月17日、四日市商工会議所であり、一般コース7件、学生コース3件の計10件を表彰した。受賞者による発表もあり、3Dプリンターの活用や伝統の技術を新しい分野で生かす事業など多くのアイデアが披露された。【グランプリで表彰された内山貴文さん=四日市市諏訪町】

 新規性や独創性に富み、今後の飛躍が見込まれるプランを掘り起こし、三十三フィナンシャルグループが事業化に向けたサポートをすることで地域経済の活性化に貢献しようと開催している。グランプリに選ばれた四日市市の内山貴文さん(有限会社内山製陶所)や、学生コース最優秀賞の安井文香さん、山本さくらさん(中部大学経営情報学部)などへ、同グループの渡辺三憲社長から表彰状が贈られた。(学生コース最優秀賞の表彰)

 表彰式後の発表は、内山さんのプラン「石膏×3Dプリンターで製造の常識を変える」から始まった。ものづくりの型は石こうなどでつくってきたが、型づくりに必要な作業をデータ化し、3Dプリンターを使うことで、加工の負担や費用が軽減できるほか、物として保管する必要があった型そのものをデータで残すことができるようになるという。(プラン発表の様子)

 糸伍株式会社代表取締役の松田智行さん(伊賀市)のプラン「伝統の伊賀組紐技術応用による靴紐メーカー事業への展開」は、伊賀組紐を靴紐として新規事業へ参入するアイデア。組紐の表面には独特の摩擦があり、結びやすく解けにくい丈夫な靴紐になる。伸縮性があって足が楽で、配色も楽しめるなど、スポール選手から高い評価を得ているという。

 株式会社丸菱製作所専務取締役の戸松裕登さん(愛知県春日井市)のプラン「工場の困ったイマを解決する 技術を出品する製造業のフリマサイトASNARO(アスナロ)」は、中小企業がもつそれぞれの技術をフリマサイトのような手軽な方法でネット上で探して手を組むアイデア。必要な時に必要な技術を借りて新しい製品の開発などにつなげようという考え方だ。(記念撮影に応じる表彰者)