四日市市に「企業版ふるさと納税」第1号、横浜市のマクニカから

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 三重県四日市市にとっての「企業版ふるさと納税」第1号となる寄付が4月4日にあり、寄付の目録贈呈と、市からの感謝状贈呈が行われた。寄付をしたのは横浜市に本社がある株式会社マクニカで、自動運転バスの走行など市のスマートシティーづくりに参画していることが縁になった。寄付金も、夢のある町づくりに活用してほしいという。【企業版ふるさと納税をしたマクニカの原一将社長(右)と森智広市長=四日市市役所】

 原社長はあいさつで、「令和3年からスマートシティーづくりなどで市と関係ができた。新しい寄付金も有効に活用していただきたい」と話した。森智広市長は「多額の寄付をいただきました。市街地を大きく変えていくプロジェクトで、自動運転バスが走るのは大きな目玉になり、楽しみにしています」などとお礼を述べた。寄付額についてはマクニカ側に非公表の意向があるという。

 マクニカは1972年設立で、半導体や集積回路など電子部品の輸出入、販売、開発、加工などをしている。自動運転バスについても全国的に先端を走る一社でもあり、森市長との懇談の中でも、ここ数日、数社から取材を受けている様子が原社長から語られた。

 四日市市は国の企業版ふるさと納税を募集できる事業計画が昨年7月に認められ、寄付を受けられる条件が整った。この制度に基づいて寄付をした企業は、寄付額の最大6割に相当する額の税額控除の特例措置などで、最大で寄付額の約9割に相当する額が軽減されるという。