コンビニ店は特殊詐欺攻防の最前線、四日市南署がローラー作戦

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 特殊詐欺の攻防戦で、被害を食い止める最前線になっているコンビニ店での注意喚起をと、四日市南警察署が独自のチラシを管内約100店に配る「特殊詐欺コンビニローラー」作戦を始めた。4月14日、ローソン四日市中川原店に署員が訪問し、被害防止への協力を求めた。【独自のチラシをスニル・スべディさんに渡す四日市南署の阿曽悟課長(左)=四日市市中川原3丁目】

 同署の阿曽悟・生活安全課長が、最近、被害防止で表彰されたばかりのアルバイト店員で四日市大学留学生のスニル・スべディさんにチラシを手渡した。チラシはラミネート加工がしてあり、カウンターの飛沫防止用のビニールなどに貼ると、客側には電子マネー購入などでの注意、店員側には、客の様子に注意し、一声かけてほしいなどのポイントが書かれている。(客側への注意点)

 スべディさんは、2月にプリペイドカードを購入しようとした客の様子がおかしいと感じ、オーナーに連絡。被害を食い止め、4月、同署から感謝状を受けた。「被害に遭わないように心がけたい」と話していた。(チラシに書かれた店側への注意点)

 阿曽課長によると、特殊詐欺の電話攻撃などは季節を問わず、1年中かかってくる状態で、コンビニ店が被害を食い止めると、次の作戦を打ってくるなど激しい攻防になっている。それだけに、コンビニ店内の対応が重要なことを知ってほしいと、今回の作戦を考えたという。今月中に管内の全店を手分けして回る計画という。