「子どもと高齢者の事故防止」などの交通安全宣言を採択、四日市で交通安全大会開く

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 四日市市交通安全協議会主催の令和5年度交通安全大会が4月26日、市総合会館で開かれた。最近の交通事故の状況について情報を共有し、昨年度の活動をふりかえったあと、交通安全功労者を表彰し、最後に交通事故防止への取り組みを誓う交通安全宣言をした。【自転車に乗る人へのヘルメット装着についても劇で大切さを訴えた=四日市市諏訪町】

 四日市南警察署の田中文美交通第一課長が県内や四日市市内の交通事故の発生状況を説明した。今年、県内ではすでに23人が死亡しており、これは前年を9人上回るペース。亡くなった人の半数は高齢者だという。田中課長は「交通事故をなくすには、関係機関の連携が欠かせない」と結んだ。

 小学校などで腹話術などを使って交通事故防止を訴えている交通安全教育指導員(とみまつ隊)は、安全教室の様子を舞台で再現。ヘルメットで頭を守ることが大切なことを、タマゴを使って実験して見せ、正しい装着方法についても説明した。

 今年度の交通安全功労者は11人。長年、地域の子どもたちを守ってきた人たちで、交通安全協議会の会長でもある森智広市長が一人ひとりに表彰状を手渡した。

 交通安全宣言は「私たちは、生命の尊さを深く認識し、安全で快適な交通社会を確立するため、関係機関・団体と連携を密にし、地域ぐるみの参加・体験・実践型の活動を重点に展開いたします」とし、①子どもと高齢者の交通事故防止②自転車の安全利用の推進③全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底④飲酒運転の根絶、の四つを挙げ、率先実行するとした。