泥がついても笑顔 留学生も田植えに挑戦 桑名市で体験会

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 「どろんこになってみんなで田植えを楽しんでほしい」と桑名市の城南南部農地保全協議会が企画した田植え体験会が4月29日、同市大貝須の水田を会場に開かれた。事前に申し込んだ親子ら約40人が、服や顔が汚れても、笑顔で楽しんでいた。【田植えを体験するアリスさん(中央)とリリーさん(右端)=桑名市大貝須】

 はじめに同協議会の担当者から、苗のことや植えるときのコツについて説明を聞いた参加者。「根っこをそろえて植えましょう」など、苗を見ながら話を聞いた。「植える時の深さはどのくらいですか」など質問をする人もいた。会場にはヤギも登場、「わあ、かわいい」と側にいき、草を食べる様子をじっくりと見る子どももいた。

 体験会には、四日市ロータリークラブと四日市北ロータリークラブが受け入れている留学生も参加、アメリカ出身のリリー・ベインさん(18)とアリス・ベグビーさん(15)の2人は「とても楽しみにしていました」という田植えに、開始前からわくわくした様子。長靴をはき、参加者と一緒に説明を聞くと、誘導に従って作業に臨んだ。

 担当者の「では始めましょう」という呼びかけとともに、水田に苗を植えようとしたが、「足が動かない」と泥から足を動かそうと、苦労していた参加者ら。動かすコツも聞きながら、3本ほどの苗を手に持ち、時折、泥が服や顔に飛んでも笑顔で作業を進めていた。
 
 リリーさんとアリスさんも「わあ」と驚きながらも、手を泥だらけにしながら楽しんでいた。長靴をはいた足が、水田の中で動かず、長靴が脱げてしまったが、笑いながら、裸足になって、楽しんでいた。田植えを体験して「歩くのは難しかったけど、楽しかったです」と2人とも笑顔で話していた。