輝く準優勝と3位のトロフィー、空手に打ち込む小学生2人が四日市市長に成績を報告

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 東京で開かれた「カラテドリームフェスティバル2023全国大会」で入賞した近持日向子さん(四日市市立羽津小学校4年)と近藤留以斗さん(同市立常磐西小学校4年)が8月21日、四日市市役所に森智広市長を表敬訪問して成績を報告した。2人は空手を始めて2年ほどだが、真剣な打ち込み方で結果を手にした。【トロフィーを抱え、森智広市長(左)と記念撮影する2人=四日市市諏訪町】

 大会は7月下旬に東京都渋谷区の東京体育館であり、近持さんは小学4年生女子軽量級(32キロ未満)の組手で準優勝、近藤さんは同4年生男子中量級(35キロ未満)の組手で3位の成績だった。森市長が感想をたずねると、2人は目標を高くもっていたためか、「くやしかった」の言葉も。「一生懸命に練習して、来年優勝して、また来てください」と森市長に激励された。

 2人が稽古しているのは、三重県朝日町のNPO法人全世界空手道連盟新極真会総本部直轄三重北道場。40人ほどが通っており、半数以上は四日市からという。指導者の服部巧さんは「この道場を私が任せてもらって2年目にして、早くも2人が結果をつかんでくれました」とうれしそう。近持さんは上段蹴りの速さに特徴があり、近藤さんは連打などの速さが優れているという。

 「みんなが練習して上達すると、先生に褒められてうれしい」と近持さん。近藤さんは「試合で勝って賞などを取った時はうれしい」など、空手が上達していく楽しさを話していた。