楽し気な音色が改札口いっぱいに、あすなろう四日市駅で「駅ピアノ」

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【大人も子どもも好きな曲を自分スタイルで弾いた「駅ピアノ」=四日市市安島1丁目】

 「駅ピアノ」の催しが11月3日、三重県四日市市の中心部、あすなろう四日市駅であり、多くの人が好きな曲を自分スタイルで弾きこなし、楽し気な音色が改札口に広がった。

 四日市市の主催で、「JUNCO」こと中村純子さんの一般社団法人JUNCOいずむ芸術アカデミーが企画し、実施した。「音楽の街よっかいちに駅ピアノがやってきた!第3弾」のタイトルで、四日市あすなろう鉄道を活用したまちづくり事業として続いており、四日市あすなろう鉄道も協力している。

 午前10時にオープニングがあり、地元のアイドルグループ「4-sails(フォーセイルス)」、JUNCOさん、藤生“Zenzo”善一さんが演奏し、その後、希望者によるピアノ演奏が始まった。クラシック、ポピュラー、歌謡曲、童謡など、何でも来いで、演奏者も小学生から年配の人まで様々。午後1時ごろまでだけで40人近くが演奏した。

 お昼ごろ、白杖を手にした男性が軽快なブギウギなどを演奏した。名古屋市東区から、ここで演奏したくてやってきたという磯部茂明さん(74)。「ラジオで開催を知って。きょうが誕生日なんです」。3年ほど前、原因がよく分からないが失明し、何か楽しみにとピアノを弾いているという。妻の恵子さんが付き添い、2曲を弾くと、聴衆から拍手がわいた。

ブギウギ調の曲を弾く磯部茂明さん

 その後、「こにゅうどうくん」も会場にやってきて、見事な「スーダラ節」を独奏し、喝采を浴びた。続く一般参加もありの「大四日市まつり音頭」ではピアノでJUNCOさんの伴奏を助け、芸術にも長けたところを見せていた。

スーダラ節を独奏する「こにゅうどうくん」