音楽、恐竜、体操、マルシェ、何でもあり! 四日市で「橋北ごちゃまぜ祭り」開く

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【全力で走るエアコスプレの恐竜たち=四日市市新浜町】

 「自分たちで、明るい明日をつくる 橋北ごちゃまぜ祭り」が11月5日、三重県四日市市新浜町の三滝公園で開かれた。音楽ステージ、恐竜かけっこ、マルシェ、健康体操など何でも詰め込んだイベントで、子どもからお年寄りまで、世代を超えて参加があり、一日を楽しんだ。

 四日市市橋北地区社会福祉協議会の主催で、こども子育て交流プラザ、橋北楽々館、四日市浜一色郵便局などが協力した。かつては地域の文化祭や運動会を開いていたが、昨年、大胆な模様替えをして初開催、今年は音楽のステージイベントと、電動ファンで空気を入れてふくらむ恐竜のエアコスプレでの「Tレックスかけっこ」などを新企画として加え、パワーアップさせた。「これという大きな祭りがない地区なので、子どもたちに、地域の夢やいい思い出になる企画にしたいと思いました」という。

 「Tレックスかけっこ」は小さな子どもも若い人も楽しめ、けがをしないよう、競走ではない形で実施した。とはいえ、走り始めると前に出たいのはみな同じなようで、走り終えた恐竜たちは「はあ、はあ」と息を切らしていた。

子ども恐竜も全力疾走

 ステージでは、ご当地アイドル「4-SAILS」などが出演。ペルー発祥の打楽器「カホーン」のリズムとオカリナのメロディーで演奏する「Beat Jungle CJ」、JUNCOさんの歌とピアノ、三輪昌代さんのユーフォニアムなどで音頭からクラシック、ポピュラーまで演奏する「JUNCOいずむ芸術アカデミー」が観客を楽しませた。

リズムが観客の身体を揺らしたステージ
JUNCOいずむ芸術アカデミーの演奏

 このほか、地区の40人以上が輪になった健康体操は音楽も現代風にアレンジされ、楽しそう。マルシェでは手作りのアクセサリーやパウンドケーキ、焼きそば、玄米団子などが並んだ。