パデルのジュニア世界大会に出場 伊藤さんと磯崎さん 四日市市役所を訪問

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【パデルのジュニア世界大会に出場する伊藤さんと磯崎さんら=四日市市役所】

 テニスやスカッシュのようなラケット競技「パデル」のジュニア世界大会が11月13日から18日、パラグアイで開催される。大会名は「XIV FIP JUNIORS WORLD PADEL CHAMPIONSHIP PARAGUAY」で、日本代表として常磐中3年の磯崎星来さんと暁中3年の伊藤友瞳さんが出場する。大会を前に、2人は11月7日、四日市市役所を訪問し、同市の渡辺敏明副市長と四日市市議会の谷口周司副議長に大会での目標などを話した。

 NPO法人アスリフォートに所属し、練習拠点は桑名市のパデル桑名。2人はテニスをしていたが、伊藤さんは4年ほど前、磯崎さんは1年ほど前からパデル競技に取り組むようになったという。
 
 パデルは、2人対2人のダブルスのみでプレイする競技で、伊藤さんはU-16、磯崎さんはU-18のクラスで、それぞれのダブルスを組む相手がいる。世界大会には16か国が出場予定で、ヨーロッパ諸国や競技人口が増加している国から選手が参加する。

 2人を指導する奥永陽菜さんも日本代表選手。現役選手から指導を受け、力をつけてきた。関係資料によると、パデルジュニア女子日本代表が世界大会へ出場するのは初。日本のパデル界の新たな一歩に挑む2人。海外での試合に向け、磯崎さんは「世界大会で3勝以上する」、伊藤さんは「日本代表として全部勝つ気でいく」と闘志を燃やしていた。

 2人の話を聞いた渡辺副市長は「まずは体調管理をしっかりして。頑張ってください」と声を掛けていた。

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