来夏の「甲子園」出場目指す 菰野高校硬式野球部

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【甲子園、国体の出場を目指す部員ら=菰野町福村】

 春夏合わせ3回の甲子園出場経験のある三重県高校野球の強豪、県立菰野高校(菰野町福村)の硬式野球部は、来夏の甲子園出場を目指し、練習に励んでいる。

 今季阪神タイガーズ優勝に貢献した西勇輝選手や、先日のアジアシリーズで「侍JAPAN」に選出された中日ドラゴンズの岡林勇希選手らプロ野球選手も輩出。その実績から県内外から生徒が集まる。現在、部員は41人(マネージャー2人含む)で、テスト期間や土日も休まず野球に向き合う。

2005年に甲子園初出場
 
 37年前、戸田直光監督(61)が就任した時は、部員が集まらず「県大会1勝」が目標だった。8年ほど経ったころから県ベスト8に進む力をつけ、2005年に夏の全国高等学校野球選手権大会に初出場。08年にも出場し、その時のエースが西選手だった。
 今年はプロになったOBの入学時と遜色ない力を持った選手が入部。今夏の県予選は3回戦で松阪商業に3対13で敗れたが、11月の1年生大会は準々決勝で、投打が噛み合い菰野らしい戦い方ができ、松阪商業を10対0(5回コールド)と圧倒。準決勝で明野に惜敗したが、甲子園出場の手応えをつかんだ。戸田監督は「地道に努力してきた結果。冬に強化し、来夏の甲子園出場を目指す」と話す。
 
選手層を厚く
 
 主将の山口拓真君(2年)は「人として成長できるチーム。厳しいだけでなく、寮の風呂で、皆で歌を歌うなど、部の雰囲気もいい。控えの選手の底上げをし、選手層を厚くしたい」と話す。投手の長屋優君(2年)は最高球速137キロ。中学時代に全国大会の経験もあるが、主力ではなかった。「高校でエースになって甲子園に行く」と同高に進学。スピードとコントロールを安定させるため、体重増加を図る。
 

 同高にとって10年以上遠ざかっている甲子園。高校野球の聖地へ、部員一丸となって「努力でつかめ甲子園。国体」を胸に練習に励む。

グラウンドで投球練習に励む部員