四日市農芸高でイルミネーション 農業クラブが企画

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【点灯したイルミネーションの前で写真を撮る生徒=四日市市河原田町】

 県立四日市農芸高校(四日市市河原田町)で、イルミネーション点灯式が開かれた。煌びやかなイルミネーションの前で写真を撮るなど、同高の冬の風物詩となっている。

 3つの農業関連学科と6つのコースがある同高には、農業関連学科の生徒全員が所属する「農業クラブ」がある。生徒会のような組織で、農業に関する意見発表会やプロジェクト研究発表会などを開く。竹明かりを制作設置し、三者懇談会の際などに実習生産物の販売もしている。

 季節感を感じるイベントを大切にし、毎年冬には校庭にある「ウエルカムガーデン」にイルミネーションを点灯させる。基本の電飾の位置は変わらないが、毎年少しアレンジを加える。クラブの執行委員で準備をするが、部活や就職活動、受験の合間を縫って企画するため、全員の都合を合わせるのが難しい。今年は点灯式の直前に期末テストがあり、時間が足らず先生の手を少し借りた。


【点灯式のオープニングを飾った吹奏楽部】

 

【注目を集めたハンドベルの演奏】

 点灯式は吹奏楽部が奏でるクリスマスソングで幕を開けた。部活の練習中だった生徒も中断し駆け付けた。協力してくれた家庭科学科生活福祉コースの生徒のハンドベル演奏で盛り上がった後、全員でカウントダウンし、点灯の瞬間には歓声が上がった。豚汁がふるまわれ、生徒が列を作り、シンボルツリーの周りで写真を撮る生徒も途切れなかった。


【イルミネーションの前で記念撮影をする執行委員ら】

 執行委員の副会長の伊藤光星君(3年)は「準備は大変だけど、『薄暗くなった下校時にイルミネーションが灯っていて嬉しい』と言わると、やりがいを感じる」と話した。伊藤碧笑さん(2年)は「点灯式は吹奏楽部や福祉コースの生徒の力を借り、先生にやってもらったことも多い。来年は早くから動いて、先生の手を借りずに生徒みんなでやれるようにしたい。地域の人にも公開できるようになれば」と語った。