強盗事件に備えよう、役割分担で犯人の特徴など把握、みずほ銀行四日市支店で訓練

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【迫真の演技で緊張感があった金融機関強盗に備えた訓練=四日市市安島1丁目】

 金融機関を狙う強盗事件に備えようと、みずほ銀行四日市支店で12月12日、拳銃を持った男が押し入った想定で訓練が行われた。犯人役の警察官は怒鳴り声をあげて職員を脅し、金が入ったバッグを奪って5分ほどで逃走。職員たちは犯人の特徴を覚えてメモにまとめる練習もした。

 支店の15人余と四日市南署の4人が参加した。犯人は正面から押し入ると、発砲しながらカウンターの女性を脅して金を要求。男性職員が時間稼ぎをしながら奥からカバンを持ってくると、それを奪って逃走した。

 店では日ごろから初動の役割分担や合言葉などを決めているといい、年1回は訓練をして、それらを確認しているという。南署生活安全課の阿曽悟課長が講評し、「一番大切なことは、犯人を刺激しすぎて、けが人を出したりしないこと。警察官が現着するまで時間稼ぎはしてほしいが、無理はしないでください」などと話した。今年、金融機関強盗は三重県内ではまだないが、全国ではすでに10件の発生があるという。