合言葉は「根性、辛抱」 14回目の花園へ闘志 朝明高校ラグビー部

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【ガッツポーズを決める部員ら=四日市市中野町】

 全国高等学校ラグビーフットボール大会(12月27日~ 大阪府)に12年連続の出場を決めた県立朝明高校(四日市市中野町)ラグビー部は、今年、県内公式戦無敗記録が途絶えた。「根性、辛抱」を合言葉に試練を乗り越え、14回目の花園に闘志を燃やす。

 昨年3年生が引退し、新チームには、同大会でプレーした経験がある選手が3人しか残らなかった。部員たちは「自分たちの代で花園に行けなかったらどうしよう」という不安がよぎった。「根性、辛抱」を合言葉にし、県高校新人大会で優勝したものの、県外の学校との練習試合は1勝もできなかった。

途絶えた公式戦無敗 味わった「どん底」

 今年4月、「全国高校7人制大会三重県大会」で県立四日市工業高校に敗れ、県内公式戦10年連続無敗の記録が途絶え、どん底を味わった。

 キャプテンの山川雄摩君(3年)は1か月後に控えた県総体を前に「7人制は走れる選手が多い四工に負けたが、フィジカル面で朝明の方が強い。15人制の県総体は、フォワードで四工を抑え込む」と気持ちを切り替えた。浅羽博登君(3年)は1学年上の兄から負けたことを責められたが、コーチに「気にするな。県総体でやり返すことを考えよう」と言われ、前を向いた。

自信を取り戻した「圧勝」

 県総体決勝で四工と対戦し、序盤からフォワードが前に出て、危なげないプレーを展開し、50対7で圧勝。自信を取り戻した。その後県外との練習試合も6戦し4勝したことで新チームの成長を実感。11月の花園予選も四工と対戦し35対24で花園への切符を手に入れた。

【雨天時の室内練習に励む部員ら】

 1回戦では熊本県代表の九州学院高と対戦する。浅場君は「しっかりとディフェンスし、フォワードで体を当てて、テンポのいい展開に持ち込みたい」と闘志を燃やす。山川君は「2回戦を勝ち進み、朝明初のベスト16を達成し、花園で根性を見せます」と語った。朝明高校1回戦は12月28日(木)午後2時15分キックオフ。HANAZONO LIVE(https://www.mbs.jp/rugby/senbatsu/live/?tournament=22&g=3)でライブ配信される。

【室内でもタックルの練習などに汗を流す】