14歳以下ジュニアテニス世界最高峰の大会出場 三重グリーンテニスクラブの若菜さん 

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【「プチザス」に出場した若菜さん(左から2番目)=四日市市諏訪町】

 三重グリーンテニスクラブ(四日市市西坂部町)に所属する若菜蘭さん(三重平中2年)は1月20日から28日まで、フランスで開催された14歳以下のジュニアテニス世界最高峰の大会で通称「プチザス」と呼ばれる「Les Petits As Mondial Lacoste」に出場した。

 昨年のイタリア、ドイツ、スペインへの遠征で11大会で出場し、ヨーロッパポイント590pointで同ランキング10位となり、「プチザス」の出場権を獲得。世界最高峰での戦いを終え、報告のため、2月21日に四日市市役所を訪れ、森智広市長に今後の思いなどを話した。

 同クラブの支配人で、後藤理孝ヘッドコーチとともに訪問し、出場経緯などを説明した若菜さん。「プチザス」の出場権を獲得したヨーロッパの大会で手にした優勝などのカップや盾を前にし、大会を振り返った。全日本ジュニア選手権で準優勝した際にも森市長へ報告したときから約1年半が経ち、活躍の場は世界へ広がった。森市長は「あれからも活躍して、すごい成績を残している。日本のテニス界を代表する選手になってほしい」と期待を込めた。

 若菜さんは、スポンサーである富士薬品への感謝の気持ちを込めながら、「素晴らしい経験を積むことができました」と話した。今後は18歳以下での戦いとなり、選手の層はさらに厚くなるが、若菜さんは「世界に飛び立ちたい」と闘志を燃やしていた。