商店街のイメージの壁破ろう、四日市で今年も「泗商ちゃいろがーるず」が動画撮影など開始

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【商店主らとアーケードで撮影を試みる生徒たち。左手前はその様子を撮影するシャンソンさん】

 三重県四日市市の商店街の魅力を発信する動画を昨年制作し、多くのメディアにも取り上げられた三重県立四日市商業高校と四日市商店連合会の連携イベント。2024年の今年も4月25日、アーケードで生徒たちの動画撮影や取材などが始まった。今回は9人の生徒が1人ずつCMづくりに挑戦する計画で、6月ごろには完成させ、夏から秋のコンクールやイベントなどで発表していきたいという。

 四日市市が四日市商店連合会に委託する「高校生による魅力創出事業」で、連合会が四日市商業高校3年生の「シティマネジメント」講座の生徒9人の協力で取り組みを進める。昨年に続き、クリエイティブディレクターのシャンソンさんが生徒たちの講師を務める。若者が抱く商店街のイメージの壁をぶち壊すことが今年のテーマだという。

 制服の色から「泗商ちゃいろがーるず」とも呼ばれる同校の生徒たち。この日から現地での撮影や取材が本格的に始まる。1人ずつ商店主とペアを組んで、商店街のことを教えてもらいながらアーケードを歩き、通りや店の様子を撮影した。初顔合わせの場面では、商店連合会の森修平会長が「四日市商店街広報大使就任」と書いたボードを贈呈した。昨年は「勝手に広報大使」と名乗ってきたが、今回は初日から正式な広報大使として活動する。

今年は最初から正式な広報大使。商店主らと記念撮影をする四日市商業高校の生徒たち

 シャンソンさんは、生徒が商店主と一緒に取材する様子を撮影しており、追ってインスタグラムなどで活動状況などを紹介していく考えだ。「昨年は商業高校の映像コンクールで県レベルの好成績を収めた。今年は全国レベルでの成功も目指したい」などと抱負を語った。森会長は「若い目線や感覚で商店街の活性化を考えてもらうことになるが、生徒さんの発信で、少しでも多くの人を商店街に呼び込んでほしい」と期待を語った。

 市によると、今年度の「高校生による魅力創出事業」では県立四日市高校も参加。新聞部に所属する生徒が富田地区の商店街について校内新聞の記事に取り上げ、情報発信を試みる予定という。

 四日市商業高校の昨年の活動では、商店街の魅力を伝えるPR動画などを作成してSNSなどで発信。11月には商店街のイベントのステージでショート動画も発表した。

商店主らに教えてもらいながら通りや店の撮影をする生徒たち