南海トラフ「巨大地震注意」 警戒初動体制8月15日まで継続 四日市

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【四日市市役所】

 四日市市は8月13日、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)発表に伴う同市の体制について、8月8日に警戒初動体制として災害対策本部を設置したことについて、同14日午後5時までとしていたが、国や県の動向を踏まえ、同15日午後5時まで継続すると発表した。

 8月8日午後4時43分頃、日向灘で発生した地震と南海トラフ地震との関連性について気象庁が発表した「南海トラフ地震臨時情報・巨大地震注意」。大規模地震発生の可能性が平常時に比べて、相対的に高まっていると考えられるという。自治体などでは、今後の情報に注意するとともに、地震への備えの再確認に加え、地震が発生したらすぐに避難するための準備などを呼び掛けている。

 南海トラフ地震は、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源域として概ね100から150年間隔で繰り返し発生してきた大規模地震。前回の南海トラフ地震は、昭和東南海地震(1944年)、昭和南海地震(1946年)が発生してから70年以上が経過し、次の南海トラフ地震発生の切迫性が高まっている。