着々と強く 神前柔道教室の伊藤杏さん 日整全国少年柔道大会へ出場

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【大会へ向け闘志を燃やす伊藤杏さん(左から2番目)、父の雅大さん(中央)、神前柔道教室の坂下代表(右から2番目)=四日市市諏訪町】

 四日市市の神前柔道教室に通う伊藤杏さん(市立県小学校5年)が「講道館大道場」(東京都文京区)で11月17日に開催される「第33回日整全国少年柔道大会」に三重県代表として出場する。大会を前に同12日、教室代表の坂下博夫さん、父で指導者の伊藤雅大さんと一緒に、四日市市役所を訪れ、森智広市長や四日市市議会の伊藤嗣也副議長に大会への意気込みを話した。

 講道館での全国舞台、「教えてもらったことを発揮して、一本勝ちしたい」と闘志を燃やす。各県の代表は男女関係なく強い選手が代表に。伊藤さんは男子相手にも勝利し、5年生の代表選手となった。

 家でも体幹トレーニングなど、強くなるための努力を重ねる。雅大さんは「着々と、一歩ずつ強くなってきています」と我が子の成長を見守る。三重県チームは同大会で昨年はベスト8、過去には優勝したこともあったそうで、他の代表チームからも注目される中、初戦で優勝候補とあたるという。

 日ごろの練習などについて聞かれた伊藤さんは、「柔道が楽しいです」と話していた。森市長は「強い相手と戦って、どんどん強くなってほしい」と大会と今後の活躍を期待していた。