ヘラクレスオオカブトや光るサソリも、近鉄百貨店四日市で「世界の昆虫展」

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【ヘラクレスオオカブトを間近に見られるふれあいコーナー=近鉄百貨店四日市店】

 三重県の近鉄百貨店四日市店で7月31日、「世界の昆虫展」が始まった。世界の珍しい昆虫を生きている状態や標本で紹介しており、カブトムシやクワガタムシと遊べる「特設ドーム」もある。昆虫との記念撮影、何が入っているかはお楽しみの、いわば昆虫の福袋を釣りあげる遊びもある。5階催会場で8月19日まで。

 2019年に始まった夏の企画で、夏休みに入った子どもたちが開場早々から遊びにきている。世界最重量といわれるカブトムシ「エレファスゾウカブト」、世界最大のクワガタムシ「ギラファノコギリクワガタ」など24種類の生体、サソリやタランチュラなどの珍虫・奇虫を含む150種類の標本を展示した。

生体のほか、大きな写真もあって分かりやすい展示

 会場内には、人が入れる大きな虫かごともいえそうな「特設ドーム」があり、8月12日までは約200匹のカブトムシ、8月13日~19日は約100匹のクワガタムシと触れ合える。世界最大のカブトムシ「ヘラクレスオオカブト」とのふれあいコーナーもる。

 日替わりで午後3時からヘラクレスオオカブト、パラワンオオヒラタ、ネプチューンオオカブトとの記念撮影ができる(各日30人、午後2時半から整理券配布)ほか、昆虫入りの袋を釣り上げる「お楽しみ釣り大会」は各日午前10時半から(各日20人、参加費必要)。

 会場には、暗闇の虫かごにUVライトを当てると、サソリだけ光って見える展示があり、子どもたちがびっくり。紫外線を吸収して青緑色の違う波長の光を放出しているそうで、外皮に蛍光物質が含まれていることも確認されているそう。会場で見るのは「ダイオウサソリ」だが、ほかのサソリでもこの特徴はあるそうだ。

UVライトでサソリだけが発光している様子

 入場料は中学生以上1000円、3歳~小学生600円、3歳未満は無料。展示などによって別料金が必要なものがあるので確認を。イルミネーションスノードームや食品サンプルなどがつくれる「なつやすみわくわくワークショップ」が同時開催されている。

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