新米価格は昨年の約1.7倍、四日市恒例のJAみえきた新米直売

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【まとめ買いの客の荷台に新米を積み込むJAの職員ら=四日市市北小松町】

 秋恒例のJAみえきた(生川秀治代表理事組合長)による地元新米の直売が9月20日、三重県四日市市北小松町のJA南部カントリーであり、予約注文した一般客がお米を受け取りにきた。特別価格での販売だが、コシヒカリ、キヌヒカリ共に昨年の1.7倍強の値段になっており、新米の高値傾向をはっきり示す形になっている。21日にはJA北西部カントリーでも行い、2日間で15キロ入り新米を計4000袋販売する。

 毎年購入する常連客が多いが、最近の米の高騰を反映してか、昨年よりも予約数は多かったという。この新米直売で1年分の家族の米を確保してしまう客もいるといい、軽トラックやバンタイプの荷台に10袋以上積み込む人もいた。清算を済ました客が車を順に倉庫へ横づけし、待機するJA職員らが積み込む、ドライブスルー方式で作業をした。

 いずれも玄米で、15キロ当たりのコシヒカリが1万800円、キヌヒカリが1万500円。それぞれ、昨年は6300円、6000円だった。昨年の価格も前年の約1.5倍で、価格の上がり方がさらに大きくなっている。

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