大入道も喝采浴びる、大阪・関西万博で「三重のお祭り大集合」

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【大勢の観客の前で演技する大入道=大阪・関西万博会場】

 大阪・関西万博の会場で「三重のお祭り大集合!!」のイベントが9月22日にあり、四日市市からは大入道のからくり山車も参加した。首が伸び、顔の表情がくるくる変わる演技に大きな拍手が贈られた。天気にも恵まれ、観客は三重の10の祭り、約70の特産品や工芸品のブースを楽しんだ。

 三重の魅力を伝え、観光客を呼び込もうと、県が主催した。「三重の祭・食・工芸が万博会場に大集合!」をうたい文句に、会場になったEXPOアリーナ「Matsuri」では、くわな石取祭(桑名市)、関の山車(亀山市)、上野天神祭(伊賀市)、勝手神社の神事踊(同)、安乗の人形芝居(志摩市)、尾鷲ヤーヤ祭り(尾鷲市)、津まつり(津市)、お木曳(伊勢市)、きほく燈籠祭(紀北町)も演技などを披露した。

 大勢の観客が見守る中で、身の丈約4.5メートルの大入道が約2.7メートルにもなる首を伸ばし、地上約9メートルという国内最大とされる高さでの演技を見せると、観客から盛んな拍手が寄せられた。四日市出身の祖父が東京に住む孫に見せたいと万博会場で合流した家族もいて、小学生の孫が「迫力があって楽しかった」と満足した様子だった。

首を伸ばしての演技をする大入道

 特産品や工芸品のブースでは、三重県の温泉も持ち込んだほか、地酒や菓子のほか、ごま油、ローソクなど全国に知られた名産品も出品され、三重の魅力をPRした。(記事中の写真は四日市市提供)

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